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(3) 一石三鳥、夢の新空港

フリーページ皆で実現しよう、こんな夢
(3)一石三鳥、夢の新空港…※2003(H15).2.17日記

★参考前文1「あきれ果てた人達…」
 (『静岡新聞』2/16-朝3面「議員年金は『おいしい』」記事所感)

 一体この国の政治家や高級官吏達は、何てノー天気で脳なしが
多い事だろう。
 世界一の超赤字財政の国に成り下った一番の責任者だというのに、
今なおバブル時代から
積み重ねてきた世界一高いお手盛りの給与ベースにアグラをかき、居座って知らぬ顔の半兵衛だ。
 その上、退職金にしても、年金にしても、利権にしても、取りたい放題、漁りたい放題と、
真の一般国民の窮状や不安など全く見て見ぬフリなのだから、その面の皮の厚さに唯々呆れる。
 
★参考前文2「腐臭ふんぷん静岡空港建設強行」
(『週間ダイヤモンド2/22号』記事所感)

 そんな腐敗した政治風土が生んだ仇花の一つに、不況や財政赤字の深刻化もお構いなしの
地方空港建設強行の動きが、今も後を絶たないことである。しかもその殆んどが必要性や
採算性が極めて低いものばかりだと、多くの専門家が指摘しているのだから、県の指導者
達の良識を疑いたくなる。
 現に私の住む静岡県でも、知事選直前に予想以上の反対署名が集まり、一度建設を断念
するかの態度を示しながら、何とか再選が叶えば又々工事強行という豹変ぶりだ。
 これでは既に舞台裏で引くに引けない程に巨額の悪銭が、利権を巡って動いたためだと、
勘ぐらないほうが愚かしい。だから県民の直接投票を行えば、まず間違いなく反対票が過半
となると思われる。
 ああ、オラが県にも田中長野県知事のような、清廉にして良い面での実行力がある人が欲しい
なぁ。一層のこと、今の地方自治体合併を推し進める波に乗って、隣同士なんだから合併して
くれたらとまで夢見る。


★本文「一石三鳥、夢の新空港」

 まあ、それは極論としても、今本当に空港が必要だとするなら、私ならそんな紋切り型で
不経済な空港は造るまい。他に津波のための波防と潮力発電等を兼ねた、以下説明するような
一石三鳥以上が期待できる多目的空港の実現を目指すだろう。
 即ち、東海地震が予告されて久しい本県だけに、駿河湾では高さ10数mもの津波も部分的に
予想されている。これを本気で防ごうとすればこれに倍する大規模堅固な防潮堤が必要だ。
 したがって比較的人口が過密な市街地に近い海岸の危険地域の海岸線を選び、現在の防潮堤
と離岸堤を嵩上げ利用して、大型飛行艇が離着陸するのに十二分な水面を持つ海水ダム湖を造る。
高さは15m~20m程は必要だろう。発電は潮流と潮汐と夜間電力を適宜利用した自然流入揚水式
ダムとも説明しておこう。また更に周囲の防潮堤を利用すれば風力発電も可能かと思う。
 そしてこの計画をより有効に機能させるためには、海岸線に面した全国各地にも、同様の海水
ダム湖を数多造って、都市間を定期空路で結ぶのだ。勿論、山間地でも、適当な湖水さえあれば
定期空路で繋げるだろうし、全国を網羅した新たな交通網が期待できよう。
 まあ、荒天時は船同様に欠航せざる得ないだろうが、陸上空港でも欠航はママあるのだから、
在る程度稼働率が下がるのは止むおえないだろう。
 なお使用機は、耐波性能の高さなど一時世界的名機とまで騒がれた、新明和工業製の海上
自衛隊海難救助艇を基本に、目的に合わせて鋭意改良すれば、相当の荒天にも耐えられよう。
国内の都市間を定期バス同様小まめに繋ぐには最適だろう。勿論、収納式車輪をつけ岸辺の
格納庫まで自走できる工夫や施設も必要だろうし、量産化によるコストダウンも要件となろう。
 
 いささか荒唐無稽の感も有り、恐らく素人考えと失笑する人も多かろう。しかし、その気になれば
実現可能だと思う。また湖内を観光養殖など更に多目的に使えば、その経済効果も抜群だろうと、
私が永年大真面目で夢想してきた一素案だ。



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